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アンダードッグ効果とは?知識0からでもわかりやすく解説!

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アンダードッグ効果を事例にあてはめて解説

2016年は「イギリスが国民投票でEU離脱を決定」、「米国大統領選で、トランプ大統領が当選」など、「選挙で事前予想と違う結果」が起きることとなりました。

こういった波乱の要因として、行動心理学である、「アンダーどドッグ効果」がかかわっているといわれています。

ここでは、行動心理学、『アンダードッグ効果』について
詳しく見ていきましょう。

 

アンダードッグ効果とは?

 

アンダードッグ

アンダードッグ効果とは、選挙などの事前予想・調査などで、
「明らかに不利とされていた人」に、
同情などによって多くの票が集まり安くなるという行動心理学の一種です。「負け犬効果」と言われることもあります。

 

ものすごく簡単にいうと、
『一生懸命に何かを取り組んでいるけどうまくいかなかったり、不利な状況の人を応援したくなる』と言い換えることができます。

ちなみに、日本人はこの効果を感じやすいと言われています。
このアンダードック効果により選挙当日では、「不利とされていた候補が結果的に勝利する」」ということがあります。

1940年代に、アメリカで推奨されたものですが、現在でもこれが発生するうえに、政治家たちもこれに注意して選挙活動を行います。

☝2016年はこの効果が顕著だった

2016年は、このアンダードック効果が顕著でした。

まず、ブレグジッド(イギリスのEU離脱)のときは当初は「EU残留派」圧倒的に有利と言われていたものの、離脱派の勝利が報道され、世界中が混乱に巻き込まれました。

また、アメリカ大統領選のときも、クリントン候補が有利と言われていましたが、徐々に選挙当日が近づくにつれて差がなくなっていき、最終的には、「トランプ氏」が勝利しました。

このアンダードック効果の一例と言われています。

 

☝政治家は、このアンダードッグ効果に気を付けて選挙活動を行っている

 

政治家は、事前の世論調査などで有利だと言われている場合にあっても、余裕を見せる発言などをみせることはありません。

 

これは、投票相手に対してアンダードッグ効果を与え、不利になる可能性があるとともに、
「どうせ選ばれるのだから、自分一人くらいが投票にいかなくても大丈夫だろう」という支持者が出てきては困るため、そのような「勝てるという自信や確信」を見せることはないように気を付けています。

 

 

アンダードッグ効果は、様々な面で起こる

アンダードッグ効果は、『一生懸命に何かを取り組んでいるけどうまくいかなかったり、不利な状況の人を応援したくなる』「心理学」であるため、別に選挙のときだけ発生するわけではありません。

具体的な例を挙げると、以下のようなものが挙げられます。

 

☝アンダードッグ効果の例

  • 甲子園や高校サッカーなどで、負けているチームを応援したくなる
  • 選挙で「不利」な方に応援をしたくなる
  • リレーや持久走などで最後の人を応援したくなる
  • 相談などを打ち明けられたとき、聞いた人が力になりたいと考える
  • 新人や疲れ切った営業マンに同情から話を聞く
  • 売れていないアイドルなどをやたらに応援する

 

 

アンダードッグ効果は、『ただ同情で起こる』というわけではない

上記の、アンダードッグ効果の例を見ていると、「不利な立場にいる人への同情」とも考えられますが、不利な人誰にでも同情するわけではありません。

なんのやる気もない立候補者には、
どれだけ不利だとしても、投票は入らないと思います。

甲子園だって、負けているチームが、試合を投げてテキトーな試合をしていれば、応援されることもないでしょう。

 

多くの場合、このバンド効果は、
『全力を出して取り組んでいる』ことが、
一つの条件なのかもしれません。

ある意味、『何事でも全力で取り組めば、いつかチャンスがやってくる』という、自己啓発などに乗っていそうな考えは、
ある意味、ただの意識的な内容ではないかもしれません。

 

 

 

 アンダードッグ効果に関連した心理学

今回扱ったアンダードッグ効果や、
同様にオリエンテーションでの「バンドワゴン効果」の他にも、
みんなと同じものを嫌がる「スノッブ効果」、
価格が高いものほどいい商品と感じる、「ヴェブレン効果」、
よく「ギャップ」の説明で言われる「ゲインロス効果」など
多くの、
「生活やビジネスで知っていると助かる心理学」も存在します。

若い世代であれば、経験がない以上、
「幅広い知識とその応用」が必要になるのかもしれません。