【まとめ】面接で一歩前からスタートできる身だしなみのポイント
前回に引き続き、就職活動の際の服装・身だしなみに関してお話ししていきます。前回はやるべき事、つまり守りの部分についてお話ししました。今回は、攻めの服装・身だしなみについてお話ししていきます。
攻めの服装・身だしなみとは
「攻めの身だしなみ」ができる事で、「選考において入室した時点でアドバンテージを作る」ことができます。選考において重要なのは、みなさんの印象であるという事は、今までのコラムの中でもお話ししてきたと思います。もちろん、この攻めの服装・身だしなみも同様です。
つまり、前回の内容である最低限すべき事を守りつつ、選考を受ける企業にあわせた服装・身だしなみにする事がポイントになります。
例えば、チャレンジ精神や積極性を持っている学生を求めている企業であれば、そういった印象を抱かれるような服装・身だしなみにする事で、入室時から周囲よりも良い評価を得られるという事です。
少し具体的に話ししていきましょう。
【髪型(男性)の身だしなみのポイント】
男性は基本的には短髪が前提です。今回は前髪の長さやセットの仕方やその印象について紹介していきます。
眉上スタイル
カジュアルでもフォーマルでも使えるセットです。どんな場面でも適応できるが故に印象には残りづらいです。調和を重要視する業界や企業には適しています。
眉下スタイル
基本的にはNGです。おしゃれな雰囲気にはなりますが、就活では適さないでしょう。(アパレル系は除く)
前髪アップスタイル
前髪をアップすることによって、顔全体が出るので、明るく爽やかな印象を与えられます。特に営業等の人とのコミュニケーションを仕事とする場合、また積極性や主体性、熱意を大事にする企業に適していると言えます。
【髪型(女性)】
ロングヘア
女性らしさ、強気な性格を感じさせやすいと言われています。
セミロング、ミディアムヘア
個性が強く出ない髪型なので、慎重派、協調性といったイメージを持たれやすいと言われています。
ボブ、ショートヘア
ポジティブ、明るさ、活発さ、親しみやすさを感じさせやすいと言われています。
ネクタイ(男性)の身だしなみのポイント
ネクタイに関しても、選び方によって相手の印象を変える事ができます。ここでは色と柄が相手に与える印象について紹介します。
ネクタイの色による相手に与える印象
ネクタイの色によって与える印象は異なってきます。自分のアピールしたい部分があれば、色もその印象に合わせることで、よりそのイメージを面接官に与えることができるでしょう。
ネクタイの色 | 与える印象 |
赤 | 熱意・チャレンジ・リーダー湿布 |
オレンジ | 社交的・フレンドリー・アクティブ |
黄色 | 明るい・ポジティブ・陽気 |
青 | 誠実・爽やか・知的 |
ブラウン | 堅実・温厚・努力家 |
【ネクタイの柄】
ネクタイは色だけでなく、柄でも印象を与えることができます。色と合わせて柄にも拘って損はありません。
ネクタイの柄 | 相手に与える印象 |
レジメンタルストライプ | 爽やか・勤勉 |
無地 | 誠実・素直さ |
ドット柄 | 上品さ・落ち着き |
小紋柄 | 控えめ・知的 |
チェック | 親近感・明るさ |
【企業の求める人材次第】

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今回はより良い印象を与える為に、複数の要素を紹介しましたが、あくまで大事なのは自分に合った選び方になっているかどうか、また、受ける企業が求める人材像とマッチしているかどうかです。
これから選考に臨むみなさんは、まずは自分が周囲からどんな印象と捉えられているかを把握した上で、目指す人材像と照らし合わせて考えてみましょう。