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おさえておくべき今週の相場のポイント《10月2日配信分》by Initial Members Club(イニシャルメンバーズクラブ)

/ IMC事務局
当内容は、Initial Members Club(イニシャルメンバーズクラブ)会員限定情報配信サービス、10月2日配信分の一部を掲載したものです。
 

アメリカ市場

 
先週、トランプ氏の大統領就任以降、市場の上昇要因となっていたトランプ政権と共和党議会が「歴史的税制改革」の骨組みを発表しました。
内容としての新鮮味はなかったといえますが、政権と議会が足並みをそろえたことは好感されたと考えることができます。
 
これを年内の成立を目指すとしていますが、
・法案として通るのか、通るとしてもどこまで通るのか
・減税による税収の減少がどこまで認められるのか
・富裕層が優遇されるという批判をどうするのか
・簡素化の詳細の内容はどうするのか
など不明な点が多く残ります。
 
債務上限問題があるなかで、
「予算審議において程度税収の下落が見込まれた予算が組まれるのか」がひとまず注目でしょう。
 
 
FRB金融政策に関しては、26日のイエレン議長の発言や、米国債市場を見る限りは、「12月の追加利上げを織り込んだような動き」となっているように見えます。
アメリカの利上げとは?わかりやすく解説
 
 
経済指標に関しては、明暗入り混じる内容といえる結果が続いています。
今週には、ISM製造業景況指数、ADP雇用統計、ISM非製造業景況指数、雇用統計などが控えています。
特に非常に注目される6日の雇用統計では、ハリケーンの影響から下押しの可能性が指摘されています。
 
 
 
 

日本市場

先週、日経平均株価、TOPIXともに、年初来高値を更新することとなりました。
 
 
なお、先週28日衆議院が解散を表明したとともに、
安倍政権が、「2020年にプライマリーバランス(基礎的財政収支)を黒字化する財政健全化目標達成の先送りを表明」しました。
これは、市場において日本政府債格下げの警戒が高まっています
 
 
さらにその政府の財務に関し、来年4月以降続投するのかが注目される日銀黒田総裁は、評価を控えるような発言をしています。
 
また、為替と日経の連動具合も把握しつつ運用するようにしましょう。
日経と為替の連動について
 
 
 
 
 
 

 

欧州市場

先週のドイツ選挙の結果が明らかになり、
メルケル氏率いる与党CDUが勝利したものの、
議席数を減らしたうえに、
EU脱退を主張するAfDが第3党となったことから、ドイツ政権の不透明感は高まったとみられています。
ドイツがEU脱退を問う国民投票を実施する可能性は限りなく低いですが、
今後連立交渉が難航するとみられています。
 
 
昨日行われたカタルーニャ独立の住民投票では、独立に90%が賛成したと発表されています。
この独立宣言をスペイン政府が受け入れる可能性は低く、
住民投票を違憲とする中央政府と、独立を求める州政府の対立が激化すれば、
欧州相場に影響を与える可能性があります。
 
 
もちろん、各国の政治のほか、
ブレグジッド関連、ECBのテーパリングに関しての情報にもアンテナを張るようにしましょう。
 
 
 
 

北朝鮮

10月10日は、朝鮮労働党創立記念日であり、前後に挑発行動をとり、地政学リスクが上昇する可能性は押さえておきましょう。
北朝鮮内では、石油製品が値上げするなど、国連の追加制裁の効果が出始めているという情報が出ています。
 
 
 
 
 

その他

・中国・国慶節休暇(1日~8日)
・シーテック・ジャパン2017(3日~6日)
・利上げや税制改革によるドル高が、新興国通貨安の流れを後押ししており、新興国通貨安の流れを後押ししています。
・クルド人自治区をめぐる不透明感を背景に、同地区からの原油輸出が減る可能性があります。
・今週はノーベル週間です。
 
 
 
 
 
 
今後、衆議院選挙への思惑は相場の変動要因になるでしょう。
なお、日本株に関しては、衆議院選挙に伴う「政策の期待」から、高値圏を維持するという見込みが多いです。
 
もともと安倍首相は、「いまなら勝てる」と考え、先行逃げ切りで議席を確保するつもりでいたとみられています。
 
しかし、小池都知事が「希望の党」を自ら旗揚げし、状況が変わってきました。
 
海外投資家が、「アベノミクス」に期待しているのは間違いありません
野党が大きく再編する動きが見られるなかで、安倍政権有利という見方が変化する可能性に注意する必要があります。
 
世界的に見ても、アメリカ、日本、欧州と、政治が金融市場に大きく影響を与える流れは継続するでしょう。
  

 
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配信元: (C) Initial Members Club