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おさえておくべき今週の相場のポイント〈by Initial Members Club(イニシャルメンバーズクラブ)〉8月28日配信分

/ IMC事務局

当内容は、Initial Members Club(イニシャルメンバーズクラブ)会員限定情報配信サービス、8月18日配信分の一部を掲載したものです。 

アメリカ市場

先週もトランプ大統領の発言や、政策の動向に動かされる展開となりました。
22日の「メキシコ付近の壁を建設する予算を議会が承認しないのであれば、必要なら政府閉鎖も恐れない」という表明は、アメリカの債務上限問題を悪化させる要因となりました。
これに対し、
・「確実に債務を履行させる法案を通過させる」:ライアン下院議長
・「債務上限引き上げに失敗する可能性はゼロ」:マコネル共和党上院総務
などの発言により、落ち着きは見せたものの、
「9月5日の議会再開後、次の会計年度が始まる10月まで審議機関の時間がほとんどない」ことから、今後も債務上限問題は市場に影響すると考えられます。
 
 
昨年のトランプ大統領就任後の上昇要因となっている税制改革に関し、「ムニューシン財務長官が税制改革実施を公約」したことにより、NYダウの上昇となるなど、「1つの材料で簡単に相場が反応する」ことは頭に入れておきましょう。
 
また、ジャクソンホール会合において、FRBイエレン議長から金融政策に関して具体的な発言はありませんでした。他の連銀関係者からも具体的な発言はなく、今後もFOMCにおいての、バランスシートの縮小、追加利上げに関しての動向が注目を集めることになります。
 
また、経済指標に関しては、
・28日:卸売在庫
・29日:消費者信頼感指数
・30日:ADP雇用統計
・30日:国内総生産
・31日:個人所得・支出
・1日:雇用統計
・1日:ISM製造業景況指数
などが注目です。
 

日本市場

先週、日経平均株価は小幅に下落することとなりました。
なお、一時19400円を下回り、3か月ぶりの安値をつけた現状の日経平均株価は、日本国内での変動というよりも、外的要因による変動が多いと考えられます。
もちろん、中小銘柄を中心に個別に変動しているものも多いため、どのような銘柄が変動しているのか見てみるのもいいでしょう。
 
 
 

欧州市場

FRBイエレン議長と同じく、ECBドラギ総裁もジャクソンホール会合で、金融政策に関して具体的な発言をすることはありませんでした。
さらに「懸念されていたユーロ高に関しての発言がなかった」ことは、ユーロ高をもう少し進めることとなりました。
もちろんECBのテーパリングに関しての情報や、ブレグジッドに関しては注意が必要です
また、ドイツの選挙に関しても相場を動かす可能性があるため、把握しておきましょう。
 
 
 

その他市場


・31日まで、米韓共同軍事演習続いています。先週末はあまり影響しなかったものの北朝鮮の突発的な情報に注意が必要です。
・TPP(環太平洋経済連携協定)首席交渉官会合が本日より3日間行われます。
・レイバーデー(9月4日)後の夏休み中の投資家の復帰が考えられます。それまでは、閑散相場、または急変動があり得ますの
で、注意が必要です。
・原油関連の情報に注意しましょう
 
 
 
 
 
日本の通貨「円」は、「有事の円買い」ともいわれるように、リスクオフ時に逃避通貨として円高が進む傾向にあります。
ここの理由には、
・対外純資産高(=企業・政府・個人が持つ海外の純資産高)世界1位(26年連続)
・外貨準備(=政府・中央銀行が持つ外国の通貨)保有国世界2位
・世界有数の経常黒字国
・通貨先物の動きを見る限り、円売りポジションの手じまいの余地がある
などがあげられます。
 
しかし、北朝鮮が仮に戦争を起こすような行動を起こした場合、日本は大規模な被害を受ける可能性があります。
そんな危険な国の通貨の価値が急激に上昇するとは考えにくく、セオリーで考えれば、これは北朝鮮問題にあまり関係性の少ない、ユーロやスイスフランになるはずです。
すなわち、現在のような悪材料円高の流れは、北朝鮮問題に関しては違和感が出てきます
 
 
資産形成だけでなく、様々なことにおいて、
原因や理由を考えてみる癖をつけてみるようにしましょう。
実際に、1つの出来事において、1つの理由で説明できるほど、世の中はシンプルではありません。
そういった様々なことを考えることも、みなさんの将来の大きな力となるはずです。
 

 
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配信元: (C) Initial Members Club