【失敗しない!パソコン選びの基本】CPU・ストレージ・メモリの違いとは?
新しくパソコンを買おうと思ったとき、何を基準にパソコンを選ぶべきか迷ったことはありませんか?
動作が遅かったり、動きがカクカクしたパソコンは使いたくないけど、無駄に高いスペックはいらないしなるべく費用も抑えたいですよね?
この記事では、パソコンを選ぶ上で何を基準にすればいいかわかりやすく解説していきます!
パソコン選びの基準は?
パソコンを選ぶとき、何を基準にするべきか?
先に答えから言ってしまうと、
- CPU
- ストレージ
- メモリ
の3つです!この3つは最低限抑えておきましょう!
しかし、これらをよく耳にしたことはあっても詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか!
CPUとは?
CPUとは、簡単に言うと「パソコンの脳」です。計算をしたり、いろいろな処理をしたりなど、コンピュータの演算処理を全てを行っています。
これを聞くと、CPUの性能 = パソコンの性能と思うかもしれませんが、一概にそうとは言えません。どんなにCPUの性能が高くても、後述のストレージやメモリによってパソコンの性能が大きく変わります。
CPUの種類
現在普及しているパソコンの多くは、IntelのCPUを使っています。「Intel入ってる」のキャッチコピーでもお馴染みかと思います。このIntelのCPUにも、Core i9, Core i7, Core i5, Core i3, Celeron, Pentiumなどといった種類があります。
Coreシリーズでは、i9が一番性能が高く、数字が小さくなるにつれて性能が低くなります。
しかし、ネットサーフィンをしたり普段使うような操作であればCPUの違いは大きく変わりません。動画編集をしたり高度なプログラミングをする場合などはCPUの性能が高い方が良いと思います!
CPUの世代に注意
CPUには世代があるので注意が必要です。前述のIntel Coreシリーズは、多少の前後はありますが、約1年に1回新しい世代が発表されています。
1世代前のCore i5と次世代のCore i3では性能が大きく変わりません。
中古のパソコンを買うときは特に、世代に注目してみてください。
ストレージとは?
ストレージとは記憶領域のことで、よく「机の引き出し」に例えられます。パソコンの中の様々なデータを保管している場所です。書類や写真などだけではなく、OSやソフトウェアもストレージに保管されています。そのため、パソコンは頻繁にストレージにアクセスしており、ストレージはパソコンの速度に大きな影響を与えます。
SSDとHDD
ストレージにはSSDとHDDといった種類があります。SSDはHDDに比べて、容量が少ないですが処理速度が非常に早いため、パソコンの速度を重視する場合はSDDがおすすめです。
さらに、SSDには、
- 衝撃に強い
- 発熱や消費電力が少ない
- サイズが小さく軽い
などといった利点もあります。
メモリとは?
メモリとは動作メモリのことで、よく「机の広さ」に例えられます。動作に関わるデータを一時的に保管しておく場所です。
メモリはストレージと違い、データの保管が一時的であるため、パソコンの電源を切ればメモリに保管されていたデータは消えてしまいます。
何かの作業をするとき、机が広いほど様々な作業を同時に処理できるのと同じで、メモリ容量が大きいほど複数のタブやソフトを開いた時の処理速度が上がります。
Windows10では、推奨メモリが4GB以上とされていますが、快適にマルチタスクをしたいのであれば8GB以上をおすすめします。
自分に最適なパソコン選びを
それぞれの使用目的によって、最適なパソコンの基準は変わってきます。
パソコンを買うときは、店員さんにおすすめを聞くだけでなく、自分の使用目的に合わせて最適なパソコンを選びたいものです。
この記事で紹介した基準を参考にして快適な環境でパソコンとうまく付き合っていきましょう!