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【業界研究】「ゼネコン」とは?仕組みや仕事を誰にでもわかりやすく解説!

/ ポカリ

就職活動やニュースなどで「ゼネコン」という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。
なんとなく、「建設業界」とは思っても、具体的にどのようなことを行っているかは疑問に持っている方は多いかと思います。
ここでは、「ゼネコン」の仕事や流れ、代表的なゼネコンについてわかりやすく解説します。

 

ゼネコンとは?

ゼネコンとは

ゼネコンとは

ゼネコンとは、ジェネラルコントラクターの略称であり、総合建設会社のことです。

 

ゼネコンは、工事の「元請会社(注文主から直接仕事を引き受ける会社)」として、マンションやビルなどの建物を建てるために、工事全体の取りまとめを行っています。

ゼネコン自社で建設のすべてを行っているわけではなく、工事に必要となるすべての業者間の調整・行程管理や、安全管理、品質管理、日程の管理、材料管理、原価などを総合的に管理します。

 

ゼネコンと工務店の違い

工務店

工務店

ゼネコンはよく、工務店と何が違うのかというような、ゼネコンの定義について 疑問を持たれます。
しかし、実はゼネコンの明確な定義があるわけではありません。

 

しかし、一般にゼネコンであるかどうかは、「施工・設計・研究」を自社で行っており、売り上げが大きな企業が、「ゼネコン」と言われます。

ゼネコンは例えば耐震性、施工の合理化、コスト削減などにおいて様々な研究を重ねています。
ほとんどの工務店、建設企業は、設計や施工は行っていても、この研究は行っていません。研究を行っている企業もないわけではありませんが、研究の規模は非常に小さいものです。

 

 

 

スーパーゼネコンとは

スーパーゼネコン

明確な定義があるわけではありませんが、
日本の建設業界大手5社は「スーパーゼネコン」と言われます。

この5社は日本では、単独でも売上1兆円を超える規模を誇ううえに、全企業が創業から100年が経過しており、日本において不動のゼネコンの立場を築いています。

 

清水建設

創業200年を超え、首都圏や民間建築が主力のスーパーゼネコン。
代表的な施工物件として、「サンシャイン60」「横浜スタジアム」「大阪国際空港ターミナルビル」など。

 

大林組

関西地方に強い地盤を持っているほか、日本全国、ロンドンやサンフランシシコなどの海外にも支店を構えている。
新技術の開発も国内トップクラスといわれる。
「東京スカイツリー」「ユニバーサルスタジオジャパン」「丸ビル」などの話題性の高い物件も多く施工。

 

鹿島建設

建設業界のリーディングカンパニー(主導的地位にある企業)とも言われる。
「最高裁判所」「フジテレビ」「国立新美術館」「埼玉スタジアム」「東京駅」などを施工。

 

大成建設

大型土木から、戸建て住宅まで幅広く扱う。また、ほかのスーパーゼネコンは、創業家が非常に強い力を持つといわれますが、体制建設に関しては、非同族企業であるといわれます。
「横浜ベイブリッジ」「横浜ランドマークタワー」「東京都庁第一庁舎」「明石海峡大橋」などを施工。

 

竹中工務店

創業1610年という建設業界の老舗。
高級建築に強みがあるほか、スーパーゼネコン中では唯一株式を上場していない。
「あべのハルカス」「東京ドーム」「「福岡ドーム」「名古屋ドーム」「札幌ドーム」などを施工。

 

 

 

準大手ゼネコンとは

大手ゼネコンは、スーパーゼネコンに準ずる規模を持つゼネコンのことです。
世間的にも有名な企業も多いほか、多くの高級案ション、なども施工しています。

厳密な定義はありませんが、単独の売上高が4000億円以上のゼネコンを大手ゼネコン、3000億円以上を準大手ゼネコンと分類されることが多いです。ここでは、大手と準大手の一部を紹介します。

 

長谷工コーポレーション

マンション建築において日本首位の準大手ゼネコン。
現在ではトップクラスのマンションデベロッパーとして知られています。
サービス事業を育成しているほか、不動産情報にも強みを持っています。
「品川タワーレジデンス」など数多くを施工。

 

戸田建設

「病院の戸田」の異名を持つなど、病院や学校といった公共施設の建築に実績を持つ。
土木で実績がある西松建設と技術提携。また、建設業界屈指の財務体質を備え、堅実経営で知られている。
「早稲田大学大隈講堂」「東京国際空港」などを施工。

 

西松建設

ダムやトンネルといった土木で実績を持つゼネコン。戸田建設と業務提供を行っている。
「恵比寿ガーデンプレイス」「湾岸道路」「飯山トンネル」などを施工。

 

前田建設工業

ダムやトンネルなど公共性の高い施設を請け負っている。
土木部門を得意とするものの、09年の創業家以外の社長就任以降、民間建築、太陽光発電や空調システムといった環境エネルギーにもシフトしてきている。
「青函トンネル」などを施工。

 

五洋建設

「マリコン」ともいわれる、埋め立てや海底工事といった、海洋土木・建設工事の最大手。
震災復興で受注が増加したほか、海外での施工実績も豊富。
「東京湾アクアライン」「レインボーブリッジ」「スエズ運河」などを施工。

 

 

三井住友建設

「三井建設」と「住友建設」が合併してできた準大手ゼネコン。
橋を強みにしているほか、マンション建築でも多くの受注。を得ている。
三井グループと住友グループに属する唯一の絵ね混。
「ららぽーと」「イクスピアリ」「大江戸線」「三井アウトレット」などを施工。

 

 

中堅ゼネコン

中堅ゼネコンは、単独の売上が1500億~3000億円前後の建設会社が該当します。
ここでは中堅ゼネコンのうちのいくつかを紹介します。

フジタ

大和ハウス工業の完全子会社となった中堅ゼネコン。建築、土木部門双方での幅広い実績を持っています。
「大宮ソニックシティ」「ららぽーとTOKYO-BAY」などを施工。

 

安藤ハザマ

建築に強みを持っていた「安藤建設」と、土木に強みがある「間組」が合併した中堅ゼネコン。
アジアや中南米など海外に積極的に展開している。
「黒部ダム」「青函トンネル」などを施工。

 

奥村組

日本初の免震マンションを受注した、建設分野を幅広くこなす中堅ゼネコン。
「通天閣」「奥村記念館」「あべのハルカス」などを施工。

 

淺沼組

数々の技術開発に関する研究分野に強みを持っています。
「ユニバーサルスタジオジャパン」「国立がんセンター」などを施工。

 

熊谷組

「飛鳥組」から独立した中堅ゼネコン。バブル崩壊時に経営難に陥るが、大幅な人員整理により復活。
「黒部トンネル」「関越トンネル」「徳山ダム」など、歴史に残る土木工事をこなすほか、原子力発電所も手掛ける。

 

鉄建建設

鉄道工事のトップクラスゼネコン。東日本大震災の復興にも会社をあげて協力。
「あかずの踏切」の解決など。

 

東鉄工業

JR東日本とかかわりが深い中堅ゼネコン。
もともと国策会社として設立されたが、現在は新幹線、高速道路、マンションと幅広く手掛ける。

 

佐藤工業

「トンネルの佐藤」と言われる業界トップクラスのトンネル技術をもつ。
「青函トンネル」「アクアライン」などを施工。子会社に「森本組」を持つ。

 

飛鳥建設

土木を中心とする老舗ゼネコン。「防災のドビシマ」の異名を持つ。
「ヤマハスタジアム」「伊秩橋大学」「東京都立大学」などを施工。

 

大豊建設

大手不動産・不動産投資ファンドを顧客に抱えるゼネコン。
「柏崎原子力発電所」「東京湾岸道路」などを施工。

 

鴻池組

土壌汚染濡門に強み。
「国立国会図書館「名古屋市美術館」「六甲山トンネル」などを施工。

 

高松コンストラクション

金剛組や青木あすなろ建設を子会社にもつ中堅ゼネコン。

 

東急建設

東急グループの中堅ゼネコンのため、東急沿いの事業が多い。
「渋谷ヒカリエ」「渋谷マークシティ」「Bunkamura」などを施工。

 

錢高組

「銭形平次」の由来になったことで有名。
民間建築を中心とするが、都市再生関連事業に進出。
「東京大学本館」「瀬戸大橋」「キャナルシティ博多」などを施工。

 

東亜建設工業

「セメント王」「臨海工業地帯開発の父」を言われた浅野総一郎が創業した海洋土木に強みを持つ。
「東京湾岸道路」「関西国際空港」などを施工。

 

サブコンとは

サブコンとは、ゼネコンから仕事を引き受け、実際に土木・建築の業務を行う建設業者のことです。

サブコンには、電気設備や空調設備といった特定の専門工事に特化している企業もあれば、とび職や大工のような職人を雇っている企業もあります。

サブコンを深く知ることで、ゼネコンがどのような仕事をしているか、さらに理解しやすくなるため、建設業界に興味がある方は、ぜひ一度サブコンについても詳しく知ってお区といいでしょう。