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【6月16日】フランス議会選挙のポイントをわかりやすく解説 ≪By Initial Members Club(イニシャルメンバーズクラブ)

/ IMC事務局

 

【フランス議会選のポイント】

今週6月18日(日)に、「フランス議会選挙」が行われ、フランスが、大きな変換を迎えようとしています。

選挙前に、どういったものなのかを理解しておきましょう。

 

大統領マクロン氏の新党が大躍進が予想されている

2017年6月11日に行われた第1回投票では、「新しく大統領に就任した、マクロン氏の新党が、全議席の7割以上の議席を獲得するような大躍進」が予想されています。

 

歴史上、2002年にあった400議席弱獲得という最大獲得数を超えるのではという報道も出ており、
歴史的な大勝利となることも指摘されています。

 

☝大統領が権力をもつことに

また、フランス大統領選の際に、
「大統領が所属する政党と、議会で多数を占める政党が違い、様々な部分が決められない国になってしまう」可能性が指摘されていました。

今回、マクロン氏の政党の大勝利により、
このリスクが緩和された形になります。

 

 

☝2大政党は完敗か

フランスでは、歴史的に共和党グループと、
社会党グループという2大政党が、多くの議席を獲得していました。
しかし今回は、2大政党の惨敗の予想がされています。

大統領候補でもあった、社会党アモン氏など、
有力議員の落選も顕著に表れています。

さらに、マクロン氏の新党に力を持つ議員を引き抜かれていることもあり、内部崩壊の印象すら与えられています。

 

 

 

☝ルペン氏の「国民戦線」も伸び悩む

大統領選では、決戦投票まで進んだ、ルペン氏が率いる
「国民戦線」も、数少ない議席になるのではと言われています。

 

もともとルペン氏は、先月の大統領選で、
「フランスのEU離脱」を表明するなど、
市場にリスク要因と捉えられていました。

 

そのときは、批判も多かったもののの、
厚い支持者も抱えており、大統領選では第1回投票を勝ち上がり、
大統領の座をマクロン氏と争いました。

 

しかし、大統領選の結果は惨敗に終わったことで、失望を招いてしまい、党内部の争いにも発展し、今回の選挙では、ほとんど議席を獲得できないのではと言われています。

 

 

☝フランス議会選挙の仕組み

フランスでは、大統領選の翌月に、議会選挙が実施されます。
全577議席を、「1選挙区から1人を選ぶ、小選挙区制」にて実施されます。
大統領選と同じように、2回実施され、
1回目投票(2017年は6月11日)で過半数を獲得した候補者がいない場合、
得票率(全投票数のうちの獲得票数)が12.5%以上の候補者が、
第2回投票(2017年は6月18日)にて、再選されます。

制度上「大きな政党に有利」と言われています。

 

マクロン氏の新党の「弱さ」も見れ隠れしている

そして、先週の第1回選挙において、「歴代最高の棄権率」となっていることは、抑えてかなえればなりません。

 

これは、言い換えると、「マクロン氏の熱狂的な支持者が多くいるわけではない」ことを意味しています。

 

ここには、「どうせ勝てるだろう」と、行かなかった人がいることはもちろん、『今までの政党に対する不信感から、相対的にマクロン氏が支持されている』ということが指摘されています。

同様に、フランス国民の政治に対する期待や興味が薄れていることも意味しています。

 

マクロン氏の政党の候補者の半数くらいは、
マクロン大統領もまたそうであったように、
「政治に関する経験がない候補者」たちです。

どのような変化を出せるのか、これから難しいかじ取りがh津ようになります。