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【0からわかる】築地市場の豊洲移転問題をわかりやすく解説【ニュース・時事解説】by Initial Members Club(イニシャルメンバーズクラブ)

/ IMC事務局

豊洲移転問題のわかりやすく

よくニュースで、「築地市場の豊洲移転」にかかわる問題が取り上げられており、目にする機会も多いと思います。

しかし、このニュースは、様々な問題が複雑に絡み合っているため、正確には理解できていない方も多いかもしれません。

今回は、この築地市場関連のニュースについて、問題点ごとに、わかりやすく解説していきます(^^)

 

 

 

[su_highlight background=”#f5f5f5″ color=”#051335″ class=”single-page-heading”]かなり昔に豊洲移転が決まっている[/su_highlight]

築地市場の豊洲移転が決定したのは、2001年のことです。

 

築地市場は、日本だけでなく、世界においても、最大規模の、公設の卸売市場です。

 

しかし、解説されてから約80年が経過していることもあり、施設の安全性が懸念されているだけでなく、現在の主要の流通手段となっているトラックの搬入スペースが足りていないなど、様々な問題を抱えていました。

 

築地市場を改修することで、使いやすくして再整備する案も検討されていましたが、移転したほうがいいという結論にいたり、東京都は、2001年に豊洲市場への移転計画を決定しました。

 

しかし、この移転が決定してからも、様々な問題が出てくることになります。

 

 

[su_highlight background=”#f5f5f5″ color=”#051335″ class=”single-page-heading”]問題点①豊洲市場は「使いにくい施設になる」可能性がある[/su_highlight]


築地市場からの移転が予定されている豊洲新市場は、移転が話し合われているときから、交通面、物流面、施設面などに対し、卸売り業者を中心に様々な批判が出ていました。

 

  • 5階建ての立体構造であり、すべて平地である築地市場と比べ、荷を上げ下げするだけで労力が増える
  • 立体となっていることから、重さに対する耐久力が、直接地面に当たる築地と比べ弱く、今まで使用していた活魚を入れる水槽が置くことができない
  • 施設の各部屋が狭いため、マグロなど大型魚の解体が難しくなる
  • 水産棟や青果棟など、施設ごとに大通りで分断されているため、移動スピードが非常に遅くなる
  • 現在築地で利用されている乗り物が使用できない

など、様々な面において、築地市場と比べて、使いやすさが悪化してしまうのでとも言われています。

こういったこともあり、もともと築地市場の豊洲への移転は、批判の対象となることがありました。

 

 

 

[su_highlight background=”#f5f5f5″ color=”#051335″ class=”single-page-heading”]問題点②豊洲市場の予定地が汚染されている[/su_highlight]

また、2008年に、移転する豊洲新市場の土壌が、そもそも汚染されていることが判明しました。

 

豊洲市場の場所は、もともと埋立地である上に、もともとは東京ガスのガス製造工場があったこともあってか、ベンゼンという発がん性のある有害物質を含む、国の基準を大きく上回る汚染物質が多く検出されてしまったのです。

 

どう考えても、食品を扱う場所の土壌が汚染されているのは、かなり致命的な問題です。

 

上記の施設の計画上のこともあり、豊洲新市場への移転に対して、撤回など意見も多くでることとなりました。

 

しかし、専門家にて対策会議が行われ、
「盛り土(まず地盤を掘り、その上に外部から大量に土を持ってきて埋め立てることで、土壌対策を行う」ことが決定しました。

 

これにより、問題となっていた汚染物質は除外され、安全に使用することができるとなりました。(あくまで東京都の主張です。)

そして、14年にこの工事が行われ、その後専門家によって、対策工事の終了、安全の確認が確認されたはずでした。

 

 

[su_highlight background=”#f5f5f5″ color=”#051335″ class=”single-page-heading”]問題点③その盛り土工事が予定と違う工事となっていた[/su_highlight]

しかし、新しく東京都知事に就任した小池氏が、緊急記者会見が行われ、「盛り土工事が、かなり予定と変更されて行われていた」ことが判明しました。
本来盛り土が予定されていた部分が、コンクリート部屋が作られ、空洞状態となってしまっていました

これにより、

  • 市場で使用される地下水が安全ではない
  • コンクリートの空洞により、耐震性がない
  • 埋め立て地特有の液状化

などが懸念されています。

ほかにも、そのコンクリートによる部屋に空洞があり、汚染した水がたまっているのではとも言われています。

 

 

[su_highlight background=”#f5f5f5″ color=”#051335″ class=”single-page-heading”]問題点④使った予算は変わっていない[/su_highlight]

上記のように、本来盛り土されている部分が、コンクリート部屋の工事に変更されているものの、「予算がどこかなくなってしまっています』

 

これに関しては、「コンクリートの工事費用としてかかった」という主張もされていますが、もともと予定されていた工事が行われていなく、その発表がされていなかったことは事実のため、東京都への不信感がさらに募ることとなっています。

 

そして、「都民ファースト」を主張する小池都知事は、情報公開の面で、かなり不足があると考え、「築地移転の延期」を表明しました。

 

 

 

[su_highlight background=”#f5f5f5″ color=”#051335″ class=”single-page-heading”]問題点④オリンピックまでに、築地市場跡の工事予定まで決まっている[/su_highlight]

築地市場の跡地には、東京オリンピックに関し、
競技会場と、選手村を結ぶ主要道路の建設が計画されています。

 

2020年に東京オリンピックが開催されることが正式に決定している以上、東京都としては、早く工事に着手しなければなりません。

 

しかし、上記のような問題が未解決なため、素早く移転することはできません。

 

既にオリンピックの正式決定が決まっているうえ、
ほかにお様々なことがすでに決まってしまっているため、
移転を完全に撤回するという可能性は低いですが、
簡単に解決する可能性も低いと考えられています。

 

 

▼6月29日追加

小池東京都知事は、都議会線に向けて、
「築地・豊洲両市場の両立」を提案しました。