BLOG

キャリアアップに必要な有益な情報をお届けします

【現大一年生向け】新卒採用日程が変更される可能性が高い模様

/ IMC事務局
2018年3月、経団連が、「2021年春入社」の学生を対象にした就職活動の採用日程の見直しに着手し始めました。
大学1年生の方はもちろんですが、何か問題や課題があるからルールを変更するのです。
つまり、今年や来年の就職活動の現状にも考えを応用できるものもありますので、しっかりと焦点を頭に入れておきましょう。

採用日程が形だけのものとなりすぎている

今年や来年、つまり現大学3年、2年の就活日程は、
説明会および採用日程公開:大学3年3月
採用開始:大学4年6月
と定められています。

 

しかし現状はこの採用日程よりも早く、
・経団連に参加していない企業が内定を与えるなど採用活動を実行
・「1日インターンシップ」という名目の事実上の会社説明会
・インターンシップからの直結採用の増加
など、採用日程が形だけのものとなっているのが現状です。

 

実際に民間企業の調査では、
・今年の就活生は、採用情報公開時点で8%が内定を保持
・昨年の就活性は面接解禁の6月時点で、6割以上が内定取得
という結果が出ているなど、より事実上の採用日程が前倒ししてしまっています。

 

この就職活動の解禁の形骸化に伴う問題の解決のために、時期の変更が着手されました。

 

 

 

変更予定の候補

経団連が見直しに着手するのは、現状の新卒一括採用が、現状に合わなくなっているからです。「新卒に限った採用そのものが時代に合っていない」という声もあります。つまり、「時期が守られていない」ことが直接な問題なわけでは限りません。そうであれば、ただルールを厳しくすればいいだけです。

「企業にとっても学生にとっても、ベストな採用活動」とすることを目的としており、さまざまな選択肢が考えられます。

「新卒採用そのものを廃止する」というものすらあるのです。

 

 

 

①説明会解禁と採用解禁の一本化

現在は3月に当たる説明会の開始と、6月に当たる採用開始という区別をなくすという方法です。

もともと、「それぞれの企業と、一人ひとり学生が平等に情報を受け取り、面接を受けとることができるように」という目的で定められた時期の統一そのものはキープしつつ、説明会と採用開始を同時に開催します。

ある意味、現状はこの状態とも言えます。

 

 

②採用面接を6月から4月に前倒し

上記の一本化と同様、「情報解禁から採用開始までの期間を、1か月間に縮め、4月開始とする」パターンです。

 

 

 

③ルールを「1つの目安」と緩める

そもそも、現在の就活ルール自体、経団連に所属している企業以外は、守る必要はありません。
さらに、これを破ったところで、企業に罰則があるわけではありません。

それどころか、ルールを遵守した企業が、「先に優秀な学生を採られてしまった」という事態まで起こる始末です。

そのため、この就活のルールを、一定の「目安」と置き換え、各企業に自由に採用活動を行わせるというものです。

 

 

④ルールの廃止

事実、新卒一括採用を行っているのは、世界的にみて日本と韓国程度です。さらに、「時期など関係なく、能力を持った人材を、積極的に採用したい」という声も多いほか、新卒一括採用によって、中途採用の規模が小さくなるなどの弊害もあり、「この制度自体が時代に合っていない」という意見もあります。

それであれば、形だけのものとなってしまっている採用ルールを、いっそなくしてしまい、自由に企業に採用活動をさせるという選択肢です。

この場合、「通年採用」とも呼ばれ、そもそも新卒を対象とした採用活動すらなくなる可能性もあります。

 

 

より早く準備することが必須に

現状はまだ変更日程の時期はわかりません。

ただ一つわかるのは、「早く準備をしなければならない」ということです。

今年の就活生でも、「解禁時期は3月だから大丈夫だろう」と考えてタカをくくっており、すでに内定を持っている人がいて焦った人もいるでしょう。

さらに、もし採用活動の時期が廃止されれば、いつ希望する企業が採用活動を行うかはまだ分かりません。

いざ将来のことを考え、自己分析や企業分析を行い、希望する業種があったとしても、「もうすでに採用が終わっていた」となってもおかしくないのです。

早めの準備を行うことが重要であることは、間違いないといえるでしょう。