一言添えるだけ!上司・先輩に言いにくいことを伝えるテクニック!
[su_highlight background=”#f5f5f5″ color=”#051335″ class=”single-page-heading”]クッション言葉一覧[/su_highlight]
ビジネス上において、上司や取引先、お客様などに、
「何かをお願いをするとき」、「お断りするとき」、「違う意見を言うとき」など、『言いにくいことを、伝えなければならない場面』は必ず出くわします。
そんな時に、ただ伝えるのではなく、
「一言を添えるだけ」で、言葉の印象を和らげることができます。
「言いにくいことを言うテクニック」として、
「クッション言葉」を身に着けておきましょう(^^)
[su_highlight background=”#f5f5f5″ color=”#051335″ class=”single-page-heading”]クッション言葉とは[/su_highlight]
「クッション言葉」とは、人に何かをお願いしたり、お断りするときなどに、本題の前に添えて使用する言葉のことです。
クッションという言葉通り、
「言葉の印象を和らげる効果」があります。
たとえば、
① 「ご連絡先を教えてください」
② 「差し支えなければ、ご連絡先を教えていただけますか」
という、2つの同じ内容を伝えていても、
②の方が、相手に対して控えめな印象を与えることができます。
「お願い、質問するとき」「断るとき」「提案・反対意見を言うとき」というジャンルに分けて、
クッション言葉を細かく見ていきましょう。
[su_highlight background=”#f5f5f5″ color=”#051335″ class=”single-page-heading”]お願いするとき、質問するときの一言[/su_highlight]
なにかをお願いをするときや、質問をするときは、
一歩間違えると、相手方に命令されている気分にさせてしまう可能性があります。
そこで、クッション言葉を挟むことによって、命令口調でなくなるだけでなく、相手にこころよく受け入れてもらう手助けをすることができます。
お願い、質問するときに使える
|
もしよろしければ、(ご一緒させていただきます) |
恐れ入りますが、(少々お待ちいただけますか?) |
お手数ですが、(もう一度送りなおしていただけますか) |
差し支えなけば、(ご連絡先を教えていただけますか?) |
失礼ですが、(○○様でいらっしゃいますか?) |
ご面倒をおかけしますが、(ご確認いただけますか?) |
勝手申し上げますが、(本日はご都合よろしいでしょうか?) |
[su_highlight background=”#f5f5f5″ color=”#051335″ class=”single-page-heading”]物事を断るとき[/su_highlight]
相手からのお願いを断ることは、精神的にかなり言いにくいことでもあります。
しかし、断りずらいからといって、
しっかりと断らずに
できない約束をしてしまうことは、
さらに信頼を失ってしまいます。
これをしてしまっては、自分も自社も、
相手方も誰一人として得をしないのです。、
そんな時のために、クッション言葉を添えて
、「相手をなるべく不快な気持ちにさせない断り方」を
覚えておくとよいです!
同時に、『できません』『やめておきます』ではなく、
以下例のような言い回しも抑えておきましょう。
なにかを断るときに使える
|
せっかくですが、(今回はお受けしかねます) |
申し訳ありませんが、(わかりかねます。) |
失礼ですが、(欠席させていただきます) |
残念ながら、(今回は見送らせていただきます) |
大変申し上げにくいのですが、(御社の提案は今回不採用となりました) |
ご期待に添えず大変申し訳ありませんが、(ご了承ください) |
お役に立てず大変恐縮でございますが、(お断りさせていただきます) |
あいにくですが、(○○は席をはずしております) |
[su_highlight background=”#f5f5f5″ color=”#051335″ class=”single-page-heading”]提案・反対意見を言うとき[/su_highlight]
上司やお客様など目上の人に対して、
「もっとこうしたほうがいいのに」
「その意見はやめたほうがいいのではないか」と
思う場面も出てきます。
もちろん、自分が上司の場合、自分よりも経験が長いため、
自分が思いついた考えは、既に考慮されている可能性も高いです。
しかし、人間である以上、かならず間違えることもあります。
伝えたほうがいいとき、伝えなければならない場面もあるのです、
反対意見を述べることは、、
「断る」よりもさらに難しく感じることがあるかもしれません。
ぞのために、「根拠」「目的」「代案」などを示せることが大事です。
さらに、「それはできません」というような言い方を、
「今週は○○の為、難しいのですが、来週ならいかがでしょうか」となるだけで、受け取り方も、そのあとの会話の内容も変わります。
提案・反対意見を言うとき |
お言葉を返すようですが 、(そのご意見には賛同致しかねます) |
おっしゃることはわかりますが、(『別の意見』の方が正しいのではないでしょうか) |
確かにその通りでございますが、(『根拠』により、賛同しかねます。) |
[su_highlight background=”#f5f5f5″ color=”#051335″ class=”single-page-heading”]「疑問形」の言い回しをする[/su_highlight]
クッション言葉だけでなく、
他にも柔らかい表現にするテクニックがあります。
伝えたいことを、質問口調にすることです。
たとえば、
➀「ご確認ください」
②「ご確認いただけますでしょうか」
という2つの言い回しを比べてみても、
②の方が柔らかい印象を与えることができます。
疑問形の言い方をすることによって、
「許しをもらう」ような伝え方に変えることができるのです。
ちょっとしたことを依頼するときなどに、非常に便利なテクニックです!
[su_highlight background=”#f5f5f5″ color=”#051335″ class=”single-page-heading”]普段から「伝わり方」を意識しよう[/su_highlight]
こういった「クッション言葉」は、あくまでビジネス上での表現ですが、
家族・友人関係にも、この考えが非常に役に立つと思います。
「質問」「断る」「提案」する状況は多くあります。
・『○時に○駅集合で』
・『○時に○駅集合で大丈夫?』
というように、敬語の考え方を、応用できる場面は多くあるはずです。
なんでもストレートに言うことができる関係であることは、非常に素晴らしいことです。
しかし、少し表現を変えるだけで、
周りからの見られ方も変わるかもしれません。
「親しき中にも礼儀あり」ということですね!