おさえておくべき今週の相場のポイントby Initial Members Club(イニシャルメンバーズクラブ)5月7日配信内容
当内容は、Initial Members Club会員限定メールマガジン、5月7日配信内容の一部を転用したものです。
相場を見ていくうえで、最低限押さえておくべきファンダメンタル分析の基礎を毎週お送りしています。
アメリカ市場

トランプ大統領の「保護主義」に関し、貿易摩擦の問題をめぐるアメリカと中国の交渉において、4日にムニューシン財務長官が「よい対話ができている」としていましたが、両国とも強硬姿勢を崩さなかったため、「この問題はさらに長期化する」と判断されたと考えられるでしょう。
・「2%に近づいてきた」と表現し「目標達成」という宣言を避けた
・「中期的には目標の2%付近で推移する」と、この状態が継続するわけではないとした
ことから、今後の金融政策に幅を持たせたと考えられるでしょう。
これにより、市場の今年4回の利上げを予想する声は少なくなったと考えられます。
経済指標に関しては、先週注目されていた雇用統計で、失業率が17年4か月ぶりに3%台へと改善しました。しかし、平均時給の上昇はリーマンショック以前の水準とは言えないため、上記の利上げペースを速める予測には至りませんでした。今後もこの「賃上げの圧力」が影響してくる可能性は高いと考えていいでしょう。
今週に関しては、
・8日16:15 パウエルFRB理事発言
・9日21:30 生産者物価指数
・10日21:30 消費者物価指数
・11日23:00 ミシガン大学信頼感指数【速報値】
などが重要と言えます。
これに加え、10年国債の利回りにも注意するようにしましょう。
日本市場
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