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【第2回】ビットコインを知る【テクノロジーコラム】

/ ダックマン

 

【第2回】ビットコインを知る【テクノロジーコラム】

第二回テクノロジーコラムです。

 

 

テクノロジーコラムでは、みなさんの陰で支えるIT技術から未来には欠かせなくなるIT技術まで幅広く紹介していきます。

第二回のテーマは、「ビットコイン」です。

 

よく聞くトレンドワードですが、ビットコインを身近に感じられないせいか、あまり詳しくは知らないという人も多いのではないかと思います。

そこで、今回はビットコインの正体に迫っていきます。

 

 

仮想通貨のはじまり

悪影響

ビットコインは2009年に誕生した仮想通貨の一つです。

通貨ということは円やドルと同じで為替相場があり、取引もされています。単位はBTCで表され、20177月現在BTCあたり約26,8000円で取引されています。ちょうど5年前6月にはBTCあたり約534円で取引されていたので、数年でかなりスケールアップしているのがわかります。

金融機関の介在なく、インターネット上で取引を可能にした仮想通貨ですが、実はビットコイン以外にも多くの仮想通貨が存在します。キャッシュレスな環境になると、仮想通貨自体の価値が上昇する可能性もあるのでこれらの仮想通貨にも興味を持っておくといいでしょう。

CryptoCurrency Market Capitalizations

 

 

ビットコインの仕組み

ビットコインが仮想通貨として成功した理由として、信頼性を保つ仕組みにあります。では、ビットコインの技術について重要な部分を具体的に見ていきましょう。

 

 

暗号化技術

ビットコインでは、ビットコインを「ウォレット」と呼ばれるもので管理しています。これをビットコインの財布だという人もいますが、厳密にいうとビットコインを取り出したり、送金したりするときに必要な鍵の束のことを指しています。ビットコイン自体は普段どこにあるかというとインターネット上の空間においてあります。しかし、他の人には取り出せないように、鍵によって持ち主と紐づけされているわけです。その鍵を使って、取引に必要なビットコインを使うことができるようになるのです。

 

ビットコイン間のやり取りをする際には、他人に不正で盗まれたりすることがないように、デジタル署名という暗号化技術を使っています。
デジタル署名では、本人しかもたない「秘密鍵」と全員に公開されている「公開鍵」を用意します。そうすることで、送金した本人を確認して安全に取引ができます。

 

ビットコインで取引をすると、その内容は第三者で管理されている台帳に記載されます。では、台帳の仕組みを支えるブロックチェーン、分散台帳技術ついてさらに見ましょう。

 

 

ブロックチェーン

ビットコインでは取引のデータをブロック単位で管理します。ビットコインにおけるブロックチェーンとはいわば「取引データの鎖」です。

ブロックにはひとつ前につくられたブロックの情報(ハッシュという)を含み、ハッシュをもとに暗号化してブロックが作られています。

このブロックをいくつも並べることで、取引を改ざんするにはいくつも前のブロックまでデータを改ざんする必要があり、計算量的に不可能と言われています。

 

 

分散台帳技術(分散レッジャー技術)

 

ブロックチェーンを政府や金融機関が管理するのではなく、まったくの第三者によって管理される技術が分散台帳技術です。ビットコインでは取引記録のブロックを生成・管理する人を第三者のことをマイナーと呼びます。ちなみにブロックを作ったお礼にマイナーはビットコインを獲得することができます。では、マイナーがブロックを作成する過程を見ていくことにします。

 

①マイナーたちは取引データを管理している台帳と同じ台帳を同期させて持っています。

 

②ブロックを作るにはコンピューターでも困難な計算を実行する必要があります。マイナーたちはその計算を解いて、できるだけブロックをたくさん作ります。

 

③ランダムに作られたブロックを選び出します。選ばれたブロックは他のマイナーたちに共有され、Proof of Work(作業証明)がおこなわれます。PoWとはブロックの生成が正しいかどうか簡単な計算します。

 

④計算して正しいと証明されれば、そのブロックをブロックとして承認します。承認されたブロックはマイナー各自の台帳に更新されます。

 

このように①~④の繰り返しによって、取引データをまとめたブロックチェーンが管理されています。

ここまでで「マイナーは取引記録を勝手に見れるじゃないか?」と疑問に思った人もいると思います。実はビットコインでの取引はマイナーじゃなくてもみんなが見ることができます。ただ、誰が取引したかはわからないようになっているので、たとえ見られたとしても個人の特定はされることがありません。これは第三者がシステムを運用している特徴の一つと言えます。

 

 

ビットコインの取引について

ビットコインを使ってみたい、投資したい場合どうすればいいのでしょうか?

ビットコイン自体が通貨なので、外貨のように取引所で円とビットコインを交換しなくてはなりません。その交換を担う場所が取引所です。取引所ではビットコインを買いたい人と売りたい人を仲介して、オークション形式で取引価格を決定しています。つまり、他の証券取引所とほとんど同じ形で円とBTCの相場があるわけです。ですので、取引をしたい方は以下の取引所から始めてみてはいかがでしょうか?

 

bitflyer(ビットフライヤー)

bitbank(ビットボックス)

BTCBOX

 

ただし、ビットコインの相場を読み解くコツや情報はこれといったものがありません。現状の価値が上昇している傾向にあるのは仮想通貨への期待値が要因だとされています。もちろん、現状の価値から急落する可能性もあります。ビットコインで収益を得ようとすることはあまり考えない方がいいでしょう。

 

それよりも仮想通貨の仕組みとそれが貨幣経済に与える影響を考えることがより重要です。日本は他の国に比べるとキャッシュレスな文化意識で遅れをとっています。だからこそ、仮想通貨というキーワードを技術的にも社会的にも理解しておくことが重要なのです。