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「アスクル倉庫火災」がどのように相場への影響するか

/ コーヒー

 

倉庫火災の影響

通信販売を手掛ける「アクスル」が、
2月下旬に埼玉県にある物流倉庫で火災が発生し、
非常に大きな損害を受けてしまいました。

今回は、この火災事故によって、
影響を受けた業界などを考えていきましょう(^^)

 

 

アスクル

当たり前ですが、
この火災の当事者であるアスクルには悪影響です。

アスクルは、5年連続で連結黒字となってきましたが、
この火災の影響で、
『2017年5月期に連結最終赤字に転落する可能性』が出てきています。

今回の損害はある程度保険でカバーできるうえに、
500億の自己資本と、400億の現金がある体力がある企業である以上、財務状況がいきなりすさまじく下落するということはないでしょうが、直接的な被害は120億円とも言われます。

 

 

J-REIT

昨年からREIT(不動産投資信託)の動きは低迷しています。

その原因は様々な要因が考えられますが、
今回のこの事故によって、商業施設を中心とした、
こういった災害リスクを下げるために、
防災を強化するための設備投資が上昇したり、
分散のために、物流倉庫の見直しなどもあり得ます。

 

 

 

防災・防火関連メーカー

今回の一件により、
「企業の物流拠点などに、防火施設などの設備を強化する企業が増えるのでは」という推測から、防災設備や、消火設備、消火器などを手掛けるメーカーなどの企業には、買い材料となりました。

 

「ロハコ」に大きなダメージ

なお、この火災した倉庫は、アスクルの個人向け通販、「ロハコ」の戦略拠点です。

もともと、こういったEC(電子商取引)において最大手「アマゾン」が、なんでもそろうというような「品ぞろえ」と、「効率的に届ける仕組み」に、「楽天」が、「ECモール」に強みを持っているのに対し、アスクルは「プライベートブランド」として、花王・キリンなど、多くのメーカーを巻き込んだ、「商品企画からのお客さんの取り込み」を戦略として狙っていました。
しかし、ロハコは、ここまで赤字を積み重ねてきており、これでさらに黒字化が難しくなったと言わざるを得ません。