北朝鮮はなぜミサイルを打つのか?知識0からでもわかりやすく解説【ニュース解説】

 北朝鮮の「軍事行動」の訳をわかりやすく解説 

 

「北朝鮮のミサイル発射」というニュースが、大きく報道されています。

そもそも、北朝鮮はなぜこのような行動に出ているのか、北朝鮮の狙いから、政治的背景まで、知識0からでもわかりやすく解説します

 

 基本的には北朝鮮の『アピール』のためにミサイルを発射している 

ミサイルのアピール

 

北朝鮮がミサイル発射などの軍事行動を行うのは、基本的には、「うちの国には、こんな兵器があるぞ」というアピールがしたいと言われています。

 

すなわち、自分たちの国がもつ「兵器」を、海外にアピールすることによって、ほかの国から、有利な条件で外国の国との交渉をすすめるために行っているといわれています。※所説あります

そのために、かつても北朝鮮がこのような行為を行うときは、米韓軍事演習などのタイミングで行われていました。

また、この交渉の内容として、「何か支援を受けたいのでは」とも言われています。

 

 

 オバマ大統領は、北朝鮮のアピールを「無視」をしていた 

 

無視

前アメリカ大統領である、オバマ大統領は、
軍事行動にでる北朝鮮に対して、
「戦略的忍耐」という政策をとっていました。

 

簡単に言うと、
「北朝鮮が何かをアピールしても、徹底して無視する」という戦略です。

たとえ北朝鮮が、ミサイルを発射したりしても、
「国際的な批判」は行いますが、2国間での協議は行いません。

 

歴史上、アメリカと北朝鮮の関係は非常に良くないこともあり、北朝鮮の挑発に対して、大きく挑発を返すことも、直接介入して止めることもありませんでした。

しかし、この「無視」を続けてしまったからこそ、北朝鮮が一定の軍事力を持ってしまったともいわれています。

 

 

 現在、韓国と北朝鮮は『戦争中』である 

韓国と北朝鮮

アメリカと北朝鮮の関係が悪い理由として、
今から少し昔の、1950年に起きた、
韓国と北朝鮮の戦争である、「朝鮮戦争」があります。

この戦争は、
韓国には、アメリカやイギリスが、北朝鮮にはソ連や中国が支援しており、
当時世界有数の経済大国を持っていたアメリカとソ連・中国の「代理戦争」とも言われています。

 

この戦争は、1953年に「休戦」となりましたが、
これは「戦争が終わった」わけではなく、
「戦いを一時的に辞めている」状態です。

つまり、「現在も韓国と北朝鮮は戦争状態にある」のです。

 

その後の歴史の中で、
中国はアメリカとの関係を修復してきましたが、
北朝鮮とアメリカはそうではありませんでした。
アメリカも、昔は北朝鮮に戦争で勝つこと自体は、そこまで難しくはなかったと考えられますが、
北朝鮮には中国・ロシアという後ろ盾がいるため、容易に攻撃することもできませんでした。

 

 

 トランプ大統領は無視をしない 

トランプ大統領

 

オバマ大統領に代わり大統領に就任したトランプ大統領は、以前から「戦略的忍耐」を批判していました。

 

さらにこれを決定的にしたのが、2017年3月の、アメリカティラーソン国務長官の、「北朝鮮に対する戦略的忍耐は終わった」という発言です。

すなわちこれまで、北朝鮮に対し、核開発などの軍事行動を批判、やめるように言うだけにとどまっていたことを、武力行使も辞さない姿勢を示しています。

 

シリアのアサド政権攻撃後や、韓国に地上配備型のミサイル迎撃システムを配備するなど、徹底して北朝鮮を牽制しています。

 

これに対して、中国が猛反発するなど、
他国からの批判は避けることができません。

 

さらに、現状北朝鮮に先制攻撃をしたとしても、
大きなメリットがあるとも考えにくいです。

 

現段階では、アサド政権の「化学兵器の使用」のような、「攻撃する大義名分が立ったら」なにか行動を起こす可能性もあります。

 

 「今までと違う」情報に注意 

注意

通常、このような「戦争が起こる可能性」などは、「地政学リスクの上昇」と考えられ、リスクオフの流れとなり、株式などは下落する傾向にあります。

しかし、ミサイル発射程度では、買いづらくなる要因とはなるものの、「あまりにも頻繁に起きている」ため、大きな下落につながっていません。「まだ有事に至る可能性が低いとみられているから」です。

 

今後、例えば科学兵器の使用、韓国に攻撃するなど、「様々なリスクシナリオ」が考えられます。

「過去に出てこなかった内容」は、その低くみられている有事に至る可能性を高めるリスクがあります。

「ないだろうと思われていなかったことが実現する」のが相場です。

しっかりと情報を見極めていく必要があります。

 

 


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相場を学び、ニュースを読みとく、ビジネススキルと資産形成の両立を目指す

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